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・息子の嫁には財産を渡したくない
・息子の死後は他の兄弟に承継させたい
自分の財産を相続した息子が亡くなったら、次は息子の嫁が相続するのが通常ですが、このような場合に何かいい方法はないのか気になりますよね。
不動産コンサルタント
後悔しないために今のうちに知っておくべき事についてもご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。
【重要】
まずは、息子の嫁に財産を渡さない方法を解説する前に「不動産の価値」「一戸建てvsマンションの価値」「不動産価値を高める方法」方法について紹介します。
相続が決まれば、色々なことを考え行動に移すかと思います。その時に重要なのが資産価値の大きい不動産になります。
その際、何もわからないとならないように、今のうちに大切な資産について把握し、新たな人生へのステップへと繋げましょう。
この記事が少しでもお役に立てましたら幸いです。
<<お役立ちページ>>
・国土交通省/住宅の資産価値に関する研究
・土地の資産価値は目的と基準で変わる!
・不動産価値の決まり方とは?
不動産の資産価値について
不動産の資産価値。それは、「不動産そのものの価値」の事をいいます。
物件の相場価格や新築価格などではなく、物件が今いくらなのか?を指す指標。
新築の物件が築年数20年経過した場合の資産価値は劣化によって下がるため、一定ではありません。
資産価値が下がりやすい物件であれば、売却しても大した価格にはならず、損をすることに。
不動産の資産価値を決定する3大要素
不動産の資産価値は様々な要因から算出されますが、中でも特に大きな影響を及ぼす要素を紹介します。
耐震性や設備のグレードが低い物件なら、いくら新築でも資産価値は低いです。
建物の防災性や地盤の固さは特に、資産価値に大きく直結する要素の1つです。
例えば、東京都心の物件と郊外の物件なら同じ内容でも価格差が生じるように、同じエリアでも駅に近いか?商業施設の有無か?などでも資産価値は変わってきます。
駅近で都市部までのアクセスが良い物件は、建築年数が経過していても資産価値が落ちにくい傾向にあります。
治安が悪い、街灯が少ない等の場合、資産価値は下がる傾向にあるので注意が必要です。
一戸建てvsマンション…どちらの資産価値が高い?
一戸建ての資産価値は建物部分が下落しやすいです。
しかし、一定以上の面積の土地を確保できるので、好立地の土地を購入していれば建物部分を解体して建て替え・活用をおこなうことができます。建物より土地の資産価値が将来重要となってきます。
マンションの資産価値は1棟の価値が下がればその分だけ所有している区分の価値も下がります。
しかし戸建てに比べて頑丈な造りが多く、資産価値の下がり方は緩やかです。
専有面積あたりの単価が戸建てより低くなるので、高い収益価値も見込めるのがメリットです。
立地のよい中古マンションであれば築年数が経過していても人気の物件となり、資産価値は戸建てよりも高い傾向にあります。
不動産価値を高める方法
所有する不動産をできるだけ高く売るために、所有者である私たちは何を行えば良いのでしょうか。
以下で、不動産価値を高める方法について紹介します。
リフォームにより築年数やエリアが同条件の不動産と差別化を図る事ができます。
特に、キッチンやトイレ、お風呂といった水回りは要チェック。
内装、外装をリフォームして第一印象をよくすることで不動産価値を高めることが可能です。
また、手軽にすぐ行える方法であれば掃除やクリーニングも重要となります。
リノベーションをする目的は、建物の価値をより高めるため設備を今風な流行をとりいれたり耐久性を高めたりします。
短期的に不動産価値を高める場合は、内部や外壁などの一部をリフォームするのがおすすめですが、長期的に高めていく場合は、全体的なリノベーションを行い価値を高めていくことで資産価値を高められます。
息子の嫁に財産を渡したくない場合の対処法
息子の嫁には財産を渡したくない場合、どんな方法があるのか見ていきましょう。
遺言による後継ぎ遺贈は一般的には無効
遺言に遺そうと考えるかもしれませんが、遺言で決められるのは基本的に自分の次までです。
遺言で財産の行方を先々まで決められるとなると、遺産を譲り受けた人は自由に処分することができず権利が制限されるため、遺言で息子が亡くなった後の相続まで決めるのは難しいでしょう。
息子に頼んで遺言を書いてもらう
あらかじめ受贈者である息子にお願いする方法もありますが、希望通りに遺言を書いてくれるとは限りません。
書いてくれたとしても、後から撤回される可能性もあるため確実な方法とは言えないでしょう。
受益者連続型信託を利用する
息子の嫁に財産を渡したくないなら、1番確実な方法は「後継ぎ遺贈型の受益者連続信託」です。
後継ぎ遺贈型の受益者連続信託なら、契約によって自分の死後も財産を引き継ぐ人を数世代先までコントロールできます。
後継ぎ遺贈型の受益者連続信託の例
例えば、、、
Aには、BとCの2人の息子がいる。
Aは、自分の死後はBに、Bの死後はもうひとりの息子Cに財産を相続させたい。
Bの妻Dには絶対に財産を渡したくない。
本来なら「A→息子B→Bの妻D」となるところ、「A→息子B→息子C」としたいと考えているケースです。
遺言では息子Bまでしか決められません。
確実に希望通りに引き継ぐには、後継ぎ遺贈型の受益者連続信託による以下のような信託契約が最も有効です。
委託者 :A
受託者:信頼できる人
第1受益者 :A
第2受益者 :息子B
第3受益者 :息子C
あらかじめ財産を信託していたAが亡くなったら、第2受益者である息子Bが引き継ぎます。
その後Bが死亡したら、第3受益者である息子Cが引き継ぐため、Bの妻Dに財産が渡ることはありません。
受益者連続型信託を利用する際の注意点
・期間制限がある
受益者連続型信託には、信託法第91条により開始から30年という期間の制限があります。
・相続税が課される
受益者が亡くなると、新たに受益者となる人には相続税が課税されます。
・遺留分減殺請求の対象になる可能性がある
受益権を引き継いでも、遺留分を侵害していると判断された場合、遺留分減殺請求の対象となる可能性があります。
不動産コンサルタント
息子の嫁に財産を渡したくないなら…後悔しないために知るべきこと
それは、もし財産の中に持ち家があるなら、やるべき1つの事について。
現在、不動産の価格が大きく高騰しています。
(不動産価格指数:国土交通省)
国土交通省発表の不動産指数では、2013年4月からはじまった金融緩和(アベノミクス)の影響で上昇が続いていた不動産価格が、2020年コロナ禍以降に急騰しているのがわかります。
このタイミングで今、家がいくらで売れるのか?を調べれば、びっくりするような査定額が期待できるかもしれません。
分けにくい不動産を現金化する際に起こりがちな相続人同士のトラブルを防ぐためにも、早めに家の価値は知っておくべき。
受益者連続型信託を考えている場合も、今のうちに査定はしておきましょう。
不動産コンサルタント
不動産の査定額を1番かんたんに知れる方法
家の価格を調べるといえば、まずは不動産屋へ直接出向き査定を依頼…というのが一般的でした。
しかし、今やスマホで簡単に査定依頼できます。
それが、
『イエウール』という今、日本で一番使われている上場企業が運営している査定サービス。
イエウールが凄いのは「全国1,900以上の不動産会社が登録されていて、最大6社まで査定依頼できるところです。
入力もシンプルで分かりやすいです。
間取り、築年数、坪数など数項目の情報を入力だけ。(数値は正確に分からなくても大体でOK)
すると、イエウールが提携している不動産会社へ情報が送信されて査定がはじまります。
複数の不動産会社で査定が行われますので、結果、あなたの家の最高査定額が分かる仕組みです。
イエウールだと「査定額に数百万円以上の差」がつくことも普通にあるんです。
これが、イエウールが人気になっている秘密でもあります。
「すぐに売却する気はないけど、それでも査定できるの?」と思うかもしれません。
でも安心してください。家の価値がいくらなのか?を把握するだけでも利用できます。
・結果は、査定を依頼した会社から早ければ当日にメールや電話などで教えてもらえます。
・まずは査定金額を見てから、「将来的に売却も視野に検討してみようかな。。」という場合でもOK。
今や、不動産売却を考えている多くの方が最初に利用している定番サービスです。
不動産コンサルタント
「家にいくらの価格がつくのか?」
(引用:イエウール公式サイト)
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※最新の価格動向から、2024年をピークに不動産価値が下がると言われています。少しでも損をしたくない方は、早めに価格だけでも調べて今後の方針を検討しましょう。