緩和ケアにかかる費用はどのくらい？いつかのために…今やるべき１つの事

緩和ケアにかかる費用が知りたい…

緩和ケアが必要になった時、まず気になるのは費用についてですよね。

今のうちに知っておいて欲しい事もご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。

緩和ケアの費用について

緩和ケアを受ける方法は主に3つ。それぞれで費用が異なります。

緩和ケア病棟に入院する場合の費用

厚生労働省から緩和ケア病棟として認可を受ている施設(ホスピス)の場合、負担する1日の医療費は一定額です。

1日あたりの医療費　※令和4年度診療報酬で計算
実費	約50,000円
3割負担	約15,000円
1割負担	約5,000円

他にも食事代(460円/1食)や個室を利用した場合は差額ベッド代が別途発生します。

入院にかかる医療費は保険適用されますが、食事代や差額ベッド代などは保険適用外です。

一般病棟に入院して緩和ケアを受ける場合の費用

現在治療中の病院での治療を続けながら、厚生労働省の認可を受けた緩和ケアチームが緩和ケアにあたります。

この場合「緩和ケア診療加算」が治療費に加えてかかってきます。

1日あたりの医療費　※令和4年度診療報酬で計算
実費	3,900円
3割負担	1,170円
1割負担	390円

それ以外にかかる費用は緩和ケア病棟と同様で、食事代1食460円と差額ベッド代など。

大人数の部屋は無料になることが多いですが、個室の場合は保険適用外です。

通院・訪問診療(看護)で緩和ケアを受ける場合の費用

自宅で生活しながら病院や緩和ケア外来に通院したり、自宅まで訪問診療や訪問看護に来てもらい緩和ケアを受ける場合にかかる費用は以下の通りです。

訪問看護の概算費用例 ※管理療養費、基本療養費のみ
3割負担	週1回/約15,000円 週3回/約40,000円 週5回/約60,000円
1割負担	週1回/約5,000円 週3回/約13,000円 週5回/約20,000円

これからのために知っておいて欲しい１つのやるべき事

どうしてもまだ考えたくなくて先延ばしにしてしまう相続のこと。

もし持ち家があるなら今のうちにやっておくべきことが1つあります。

それは家の価値を知っておくこと。

実は現在、不動産の価格が大きく高騰しています。

(不動産価格指数:国土交通省)

国土交通省発表の不動産指数では、2013年4月からはじまった金融緩和(アベノミクス)の影響で上昇が続いていた不動産価格が、2020年コロナ禍以降に急騰しているのがわかります。

このタイミングで今、家がいくらで売れるのか？を調べれば、びっくりするような査定額が期待できるかもしれません。

その場合は売却して現金化すれば相続時に分配しやすくなり、相続人同士のトラブルを防ぐこともできますよ。

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