【高額療養費制度の対象外となる費用】知らないと後悔！お金が足りない時の対処法も解説

高額療養費制度をあてにしていたのに、意外と対象外の費用が多くて困ってしまう方も多いのではないでしょうか。

高額療養費制度の対象外となる費用

高額な医療費を支払った場合「高額療養費制度」により、ひと月（1日～末日まで）の自己負担限度額を超えた差額が戻ってきます。

複数の医療機関を受診した場合にも、それぞれの自己負担額が2万1,000円を超えていれば合算が可能です。

同一世帯で同じ医療保険に加入している場合も、家族で合算できますよ。

ただし入院や治療にかかったすべての費用が対象となるわけではないため、ご注意ください。

保険適用の治療費や入院費、薬代は対象となりますが、以下のような費用は対象外です。

・保険適用外の医療費
レーシックやインプラント、子宮がん検診など、自由診療の医療費には適用されません。整形や脱毛なども治療を目的とした医療費ではないため対象外になります。

・先進医療費
先進医療とはガンの陽子線治療や重粒子線治療など、高度な医療技術を用いた保険適用外の治療法です。先進医療の治療費は平均25万円程度で、治療法によっては数十万～数百万円の費用が自己負担となります。

・差額ベッド代
自ら個室や少人数部屋を希望した場合、大部屋との差額ベッド代は全額自己負担となります。1日あたりの差額ベッド代の平均は約6,500円で、個室なら約8,000円、4人部屋なら約2,600円です。ただし病院側の都合で個室になった場合、差額ベッド代はかかりません。

・入院中の食事代
入院中の食事代も全額自己負担となります。1食あたりの料金は一般の方で460円、非課税世帯の方なら210円です。

・日用品や電気代
冷蔵庫やテレビを使用する場合の電気代や、病院着、歯ブラシ、シャンプー、オムツなどの日用品代も対象外です。

高額療養費制度の対象外で支払いが厳しい時の対処法

これから入院される場合は、差額ベッド代や日用品費などを必要最低限にすれば費用を抑えられるでしょう。

もし高額療養費制度の対象外で医療費の支払いが大変だったり、受ける予定の治療が対象外でお金が足りなかったりするなら、カードローンが便利ですよ。

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